以前、WSL2にて試したMMVCをGoogle Colaboratoryで動かしてみる。
MMVC_Trainerを手順通りに動かす
非常にわかりやすいColab用の実行ファイルがあるので、まずはそれで試してみる。手順通りに実行するだけで、特に環境設定は変更する必要はなかった。
00_Rec_Voice.ipynbのrec関数の下記1点だけ修正した。
- librosa.display.waveplot(speecht, sr=rate)
+ librosa.display.waveshow(speecht, sr=rate)
録音中にマイクが反応しなくなることがあったが、Webページを再読み込みすると問題なく先に進めることが出来た。これは自分のPCの問題だと思われる。
次に、順番通り01_Create_Configfile.ipynbを実行する。
その後、02_Train_MMVC.ipynbを実行してトレーニングを実施するのだが、無料会員の場合は途中で利用上限により「GPU バックエンドに接続できません」となってしまう。
その場合は、ユニットを購入するかしばらく待って(1日以上?)から、「6 学習を実行する」の「New_or_Resume:」をResumeに切り替えてから再度実行する。
最終的に「7 学習結果をONNXファイルに変換」まで問題なく実施することが出来た。
MMVC_Clientをローカル環境で動かす
Windowsの実行ファイルを利用する。公式からダウンロードしたファイルを任意のフォルダに解凍する。
環境設定myprofile.confの入出力デバイスの部分を書き換える。他はデフォルトで良いと思う。
MMVC_Trainerで作成した学習済みファイル(config.json、G_latest_99999999.onnx)をlogsフォルダの下に20220306_24000フォルダを作成してコピーする。
最後に、mmvc_client.batを実行する。
「MMVCを試してみる(Google Colaboratory版)」への1件のフィードバック