EclipseでGitの作成者、コミッターの初期設定を変更する

EclipseでGitを使用するとき、作成者、コミッターの欄に、OSのユーザー、コンピューター名が設定されてしまう。コミットする度に修正するのは面倒なので、最初からほしい名称が表示されるようにしたい。

Eclipseの設定のGit関連の設定項目の中から「構成」を選択する。エントリーの追加をクリックし、以下の項目を追加する。

user.name

user.email

Eclipseを一度再起動すると、先ほど設定した値が作成者、コミッターの欄に表示されるようになる。

GithubにコミットしたらJenkinsで自動的にビルドされるようにする

Jenkins側の設定

グローバルセキュリティの設定

ログインしていない場合でも、jenkinsにリードオンリーでアクセスできるように設定する。

ジョブを作成する

GitHub projectにチェックし、GitHub上のプロジェクトのURLを設定する。同時にソースコード管理にもURLを設定する。公開レポジトリであれば認証情報は入力不要。

GitHub hook trigger for GITScm pollingにチェックを入れる。

上記でジョブを作成する。これでジョブを自動的に起動する準備が出来たので、後はプロジェクトの要件に合わせてビルドやテストが起動するように、カスタマイズすれば良い。

GitHub側の設定

連携するプロジェクトのSettingsを開きWebhookを作成する。Payload URLにはJenkinsのURL+「/github-webhook/」を指定する。Content typeにはJSONを指定する。

動作確認

GitHubに変更がpushされると、Jenkinsのジョブが起動することが確認できる。

Mavenでのビルド、そのビルド後の処理について

Mavenのビルド、Mavenのビルド処理で作成したJavadoc等をJenkinsプロジェクトのメニューに表示されるようにする方法はこちら

Token authentication requirements for Git operations

Githubから以下のようなメールが届いた。どうやら、2021/8/13でパスワードによる認証が出来なくなるらしい。

[GitHub] Deprecation Notice
Basic authentication using a password to Git is deprecated and will soon no longer work.
※詳しくはこちらのURLを参照。

当方ではEclipseでpush/pullするときにパスワード認証を使用しているので、Token authenticationを使用するように変更する。(Jenkinsでパスワード認証を使用している場合も同様の設定が必要になる)

Github側の設定

  1. Settings > Developer settingsのPersonal access tokensを開き、Generate new tokenをクリックする。
  2. 必要な権限にチェックを入れ、Generate tokenをクリックする。
  3. 作成されたtokenをコピーしておく。

Jenkins側の設定

  1. プロジェクトの設定画面を開き、認証情報の追加をクリックする。
  2. 先ほどコピーしたTokenをパスワードに入力する。

Eclipse側の設定

  1. 先ほど生成したTokenをパスワードに入力する。

JenkinsとGithubの連携

※2022/05/05追記:jenkinsの設定方法も含めた、2022年現在の連携方向を参照したい場合はこちら

Githubにpushされたら、Jenkinsのビルドを起動したい。

  • Github側の設定
    1. SettingsのIntegrations & servicesを開き、
      Add ServiceからJenkins (Git plugin)を選択する。

    2. 表示された「Jenkins url」に「http://~ホスト名~/jenkins/github-webhook/」と入力する。

  • Jenkins側の設定
    1. GitHub pluginをインストールする。
      GitHub plugin

    2. ジョブの設定の「GitHub hook trigger for GITScm polling」にチェックを入れる。